文系でも電験三種に合格できる5つの理由

電験三種
この記事を書いた人
てこら

1992年生まれの社会人

低学歴で働きながら独学で難関国家資格を取得

『資格を取って今より人生を豊かにしたい人』の力になる為にこのブログを作りました。

保有資格→電験三種・電工二種・危険物乙四・他

てこらをフォローする
文系出身だけど電験三種は取れるの?

電験三種がほしいけど数学に自信がない

理数系の難関資格の1つと言われる『電験三種』に興味を持ち始めた人にありがちな疑問や悩みですが、ポイントさえ押さえれば「文系」でも「数学が苦手」でも、電験三種に合格できます。

この記事では、『文系でも電験三種に合格できるようになるポイント』を5つ紹介します。

てこら
てこら

「低学歴」で「文系」の僕でも合格できました

電験三種がどんな資格か知りたい人はこちらもどうぞ▼

数字の計算力は必要ない

電験三種はややこしい計算をたくさんするイメージがありますが、試験では電卓を使えるので

自力で四則演算ができなくてもまず問題ありません。

僕は電験三種の4科目の中で、最も数学力が必要な『理論』科目に合格した時は、電卓なしで割り算が全くできませんでした。

メモ

電卓は√(ルート)のボタンが付いている物を使うと、自力で平方根の計算をせずによくなるのでおすすめです。ただし、関数電卓は試験で使用できませんので注意してください。

必要な数学は高校レベルの一部

電験三種に必要な数学レベルは、中学~高校と言われていますが、実際にはその中のごく一部ができれば合格点を取れるぐらい問題を解くことができます。

例えば、三角関数は突き詰めるととても奥が深い分野ですが、誰もが一度は聞いたことがある

・sin(サイン)
・cos(コサイン)

この2つの使い方を覚えれば、電験三種のおよそ5割の三角関数の計算はできるようになります。

なぜなら、三角関数の計算で使うのはこの2つが非常に多いからです。

初めから広範囲の勉強をするのではなく、合格するために最低限必要な部分だけを勉強すれば、文系でも最短で合格することができます。

おすすめの勉強方法は▼

  1. 電験三種数学の参考書を1冊流し読み
  2. 4科目の問題集&過去問をやりながら、出てきた数学をその時に覚える
てこら
てこら

参考書で理解できない部分があっても、早めに問題集&過去問に取り掛かるのが効率的です

意外と暗記ものが多い

電験三種の試験は計算問題がメインですが、知識問題もそれなりに出題されます。

4科目の中で1番知識問題が多いのが『法規』科目です。

出題の割合は、「知識6割 計算4割」程度です。

『理論』『電力』『機械』科目は、試験の内容が「計算8割 知識2割」程度の割合で出題されていましたが、近年は知識問題の割合も増えているように思えます。

てこら
てこら

僕も『電力』『機械』科目で、知識問題が多い試験にあたったことがあり、ラッキーと思った経験がありました

電験三種は多くの人が合格までに複数回受験するので、知識問題が多い試験にあたれば計算問題があまり解けなくても合格できる可能性があります。

僕が実際に行った、科目ごとの勉強方法はこちらで紹介しています▼

自分のための勉強は案外楽しい

電験三種の勉強は、大体の人が数学から始めます。

僕が20代後半で電験三種の勉強を始めたころに感じたことは、勉強って案外楽しい」でした。

あんなに勉強嫌いだったのになぜそう感じるんだろうと考えると、学生の時はやらされていたことが、今は自分のためにやりたくてやっているからだと気づきました。

勉強を始めたてのころは、新しいことを「知りたい」「理解したい」欲求が満たされる感覚が強い、ブースト期間があるように思います。

僕はこのブースト期間で、電験三種の数学に費やした最初の1か月は、楽しくあっという間に過ぎました。

もちろん個人差はありますが、最初に勉強する数学は苦手意識があっても、このブースト期間で乗り切れる可能性が高いと僕は考えています。

メモ

お気に入りのペンや机などを揃えたりすると、さらにブーストを加速させるのでおすすめです。

理数系が苦手だと感じるのは試行回数が少ないから

僕の周りの理数系科目が苦手だという人の多くが、単純にその科目にほとんど触れもしないまま避けてきた人達です。

僕もその1人でした。

だから、数学も物理もずっと苦手でした。

壁を作ってるのは自分自身です。

単純に試行回数が少ないので、苦手で嫌いなんです。

初めから上手にボールを蹴れるサッカー選手はいません。

人間はよく知らないものや、今の自分にはできないことを嫌う傾向にあります。

逆に言えば、苦手な計算も繰り返し練習をして少しずつ出来るようになれば、その分得意になり好きになっていきます。

僕はある程度電気計算に慣れてきたころには

理数系のニュースや動画を見かけると、わくわくするようになり

誰かに好きな数学者や、物理学者の話をしたくてたまらなくなり

本屋に行くと、理数系の棚に真っ先に向かうようになりました。

勉強をする前の自分では思いもしませんでしたが

苦手なことも1歩踏み出せば、大好きな趣味に変化する可能性を秘めています。

趣味にまでならなくても、練習を重ねれば確実に苦手は得意に近づいていきます。

大変なことを乗り越えた先には、想像以上の未来が待っています。

なので、今苦手だと感じていることでも、挑戦することを僕は強くおすすめします。

まとめ

電験三種に文系でも合格できる理由は

  • 電卓が使える
  • 必要な数学は高校レベルの一部
  • 意外と暗記ものが多い
  • 最初の数学の勉強は、楽しさで乗り切れる可能性がある
  • 理数系が苦手だと感じるのは、単純に試行回数が少ないから

これから電験三種合格を目指す人に、少しでも参考になれば幸いです。

電験三種合格後に、どんなメリットがあるのか知りたい方はこちらもご覧ください▼

コメント

タイトルとURLをコピーしました